マタニティ鍼灸

倉敷市のゆうとぴあ鍼灸整骨院は
マタニティ時期特有の症状
(不妊・逆子・安産・予定日超過・産後・骨盤矯正)
に合わせた施術を行っています。

針を体に刺さない、てい鍼という手技を使うので、初めてでも
恐くも痛くもありません。

完全予約制で倉敷市内をはじめ
岡山県内外からも来院頂いております。

ゆうとぴあのマタニティ鍼灸

骨盤調整

当院の骨盤調整は矯正ではなく調整です。体本来のベストの位置にすることを目標とします。自分自身の回復力を最大限活躍させるためのお手伝いをする施術スタイルですので、整体のように力を与えて伸ばしたりといったような方法ではなく、あくまでも針(刺さない)とお灸を使った施術で対応いたします。

産後は誰でも骨盤がずれているものです。自然に元には戻ってはいきますが、できれば下の健康の状態に、なるべく早く戻すための施術を受けることをオススメします。産後一年以上経過してもずれがひどい場合には、しっかり戻さなければならなくなります。できればリラクシンという間接が動きやすくするホルモンが活発に活動している産後直後から対応した方がよいでしょう。

様々なチェック方法はありますが、専門家によるチェックが何より安心できると思います。できれば産前からみてもらいたいものです。なにより一生のうちに一番骨盤矯正が必要な時期なのですから。

産後の骨盤調整のQ&A

Q 産後に鍼灸をしても平気なの?

A 関節をゆるめるリラクシンというホルモンの影響で、関節が動きやすくなっています。 そのため、軽い力で調整が可能です。

Q どれくらいの回数や期間、施術を受ければいいの?

A 基本的に当院の通常お勧めしている施術間隔と同じですが、骨盤が閉じるまでは間隔を詰めて 通って頂く必要がありますので多少の個人差があります。

Q 産後1ヶ月以上経っているんだけど、間に合いますか?

A 大丈夫です。産後1ヶ月以内の場合より良い状態になるまでに少し時間はかかりますが、充分調整可能です。

Q 産婦人科の先生に許可をもらわなきゃダメ?

A 許可は必要ありませんが、先生に確認をとっていただいたほうが間違いないと思います。

逆子に効くお灸

お灸をする基本的なツボは足にある「三陰交」「至陰」で左右合わせて計4カ所です。逆子治療の「お灸」は、おなかの中を温かくすることを目的に行われます。
毎日1回決まった時間に、艾(もぐさ)というよもぎを乾燥させたものをひねってツボに置き、それに火をつけて燃やします。お灸でツボを温め、血行をよくすることで血流も改善されて体全体が温まることで、赤ちゃんの回転を促します。

「至陰」

足の小指の爪のすぐ横にあります。下半身の冷えを取ります。特に背面の冷えがよくとれます。血行を良くすることによって、結果として冷えが原因である逆子を治すことができます。頭寒足熱というように足をあったかくすることは健康面に好影響です。

「三陰交」

くるぶしの内側から指を四本分置いた距離にあります。女性の健康維持・増進に欠かせない大切なツボで「婦人の三里」といわれています。強力なツボなので、妊娠初期には流産のリスクがありますので絶対に刺激してはいけません。

妊娠期間だけでも日常的に意識的に気をつけてほしいこと

特に逆子の場合は特に意識的に気をつけてください

体を冷やさない

冷えは万病のもとです。逆子でなくとも、体を冷やすのはよくありません。妊娠中は特に日頃から体を温める生活を心掛け、下半身や手足、お腹を冷やさないようにしましょう。体が温まると、子宮の緊張もとれ、赤ちゃんの動きも活発になります。

体を温める食べ物を摂取する

体を冷やす食べ物を控え、あたためる食べ物を多く食べましょう。冬野菜や寒い地方で採れる野菜、根菜などは体をあたためる効果があります。具だくさんスープなどもおすすめです。

半身浴、足湯

冷えの改善だけでなく、血行がよくなり子宮周辺の筋肉をやわらげてくれます。リラックス効果もあり赤ちゃんも回転しやすくなります。心臓や肺に負担が掛からないのもメリットです。

歩く

安産にもつながるので、気軽にできるウォーキングはおすすめです。逆子を治すためだけでなく行なって欲しいです。適度な運動は血行を促進し、冷え対策にもなり、ストレス発散にもなりますよ。

とにかく赤ちゃんに話しかける

医学的な根拠はありませんが、お腹をなでながら赤ちゃんに語りかけることで精神的にリラックスできます。お腹の赤ちゃんに話しかけていたら逆子がなおったという経験談も多いです。

ストレスをためない

自律神経のバランスが乱れると子宮の筋肉が収縮してしまいますので、リラックスできる環境を整えましょう。

睡眠を十分とる

しっかりと体を休められない状態が続くと逆子になりやすいとも言われているので、妊娠中は十分睡眠を取りましょう。

逆子体操って?

切迫早産が疑われる方など、体操をしてはいけない妊婦さんもいるので主治医との相談しながら行なうことが大前提です。逆子体操は2種類あって、どちらもおしりを高く上げることで、赤ちゃんを骨盤からずらし、回転させやすくします。

基本的なもので有名なのが胸膝法と側臥位法です。

胸膝法

四つんばいになって両膝をついて頭と肩をできるだけ下げ、おしりをできるだけ高く持ち上げます。その状態で15~20分続け、赤ちゃんの背中が上になるように左右どちらかに横になります (側臥位)。これを夜寝る前に1日1回行ないます。

側臥位法

横向きに寝るだけです。赤ちゃんの背中が上を向くように寝ることによって、逆子を治します。人によって赤ちゃんの向きが違うので、右向きになるか左向きになるかは違います。エコーなどで確認してもらって行います。

ブリッジ法

あおむけに寝て、高さが30cmくらいになるようにお尻の下に枕や布団を入れます。この姿勢を1回10分間、1日2回行います。

外回転術

お医者さんや助産婦さんが、妊婦さんのおなかの上から赤ちゃんを回転させる方法です。熟練した技術が必要で、最近では行われないことも多いようです。

逆子と帝王切開

妊娠33週に入っても逆子のままだと、病院の方針にもよりますが、帝王切開を検討されはじめるようです。単臀位など赤ちゃんの状態によっては経膣分娩も可能なようですが、帝王切開もきちんとした分娩方法ですし何より安全ですので、今後ますます妊娠後半での逆子の自然分娩させてくれる病院を探すのは難しいと思います。帝王切開の場合は妊娠37週から38週の間で手術日を設定するようです。

逆子体操

どの病院でも逆子体操の指導はするでしょうが、統計的にはこの体操をすることで逆子が直りやすくなる効果は証明されていないという方もおられるようですので、なるべく早い段階でできることをすることが何よりの逆子対策といえます。

逆子って直るの?と言われると逆子体操などで直る場合もあれば、出産まで直らない場合もあります。妊娠7カ月ごろまでには、赤ちゃんみずからが回転することで自然に頭位に戻るケースも多いのでそれほど心配する必要はありません。

逆子の確率

逆子の赤ちゃんは統計的には妊娠7カ月で30%、8カ月になると15%、9カ月になる7%で、出産まで逆子のままなのは5%だそうです。

妊娠28週を過ぎると、胎児の頭が重たくなってきて、自然と頭が下がるので逆子は妊娠28週~30週頃までには治っていることが多いのですが、妊娠32週を過ぎる頃から子宮の容積に対し赤ちゃんが大きくなり、羊水も減ってくるので、赤ちゃんが自力で回転することが難しくなってくるとされています。それでも出産までに治るケースがほとんどなので、あまり神経質になることはありませんが、最終的に逆子のまま出産する人は5%未満のようです。

逆子の原因

母体が原因の場合もあれば赤ちゃん側の原因もあるようですが、逆子になる原因は、医学的には解明されていません。ただどんな原因であれ逆子になってしまった以上、最善を尽くすことが一番後悔しないと思います。

あれこれ原因を考えたところで解決するわけではありませんが、逆子になる場合には以下のような原因があると言われています。

・お子宮奇形や子宮筋腫、卵巣嚢腫
・狭骨盤
・母親の冷え症
・ストレスを感じている
・骨盤が小さすぎる
・双子や三つ子などの多胎妊娠
・子宮内胎児発育遅延(赤ちゃんの発育の遅れ)
・羊水の量が多すぎる/少なすぎる
・臍帯が長すぎる/短すぎる
・前置胎盤や低置胎盤

など様々な原因があるようですので、まずはできるだけ早い時期に専門医に相談して原因の目星をつけておくことが大事になってくると思います。ちなみに逆子をきっかけに鍼灸を活用し始める人は多いです。

つわりと鍼灸

つわりの症状は早い人で妊娠5週目から。つわりは週数が進むにつてれひどくなる方が多いです。つわりは約8割の方が経験しますが、まったくつわりの症状が出ない方もいらっしゃいます。一般には、妊娠4~6週ぐらいから始まり、12~16週ぐらいには落ちついてくる場合がほとんどのようで、ピークは妊娠7~9週ごろという人が多い模様です。

針とお灸

針やお灸は自律神経を整えることが大得意。ですのでもちろんつわりに対しても効果的ですし、とにかく体のバランスが崩れやすい・・・というか崩れまくっているともいえる時期ですので、症状が軽い場合でも試してみる価値はあると思います。

つわりのおもな症状

・むかつきや吐き気、嘔吐
・眠くてたまらない
・頭が重い
・体がだるい
・唾液が多くなる
・においに敏感になる
・偏食傾向になる
・何か食べていないと落ち着かない

こんなときは病院へ

次のような症状があったら病気の範ちゅうです
[妊娠悪阻(にんしんおそ)]
・朝から晩まで吐いている
・体重が4~5kg減った
・水分を受けつけない
・尿がほとんど出なくなった
・フラフラする

予定日超過と鍼灸

予定日を大幅に過ぎると、母子ともに負担が増えていきます。基本は、お医者さんの指示をよく聞きながら、体の変化を注意深く観察することですが、鍼やお灸も予定日超過に対応した施術があります。

予定日を大幅に過ぎると、多くは帝王切開になるようです。41週は様子見で、42週に入る前に誘発分娩を行うパターンが多いようです。鍼灸施術は誘発以外の数少ない選択肢となりますので、急に不安に襲われた際には、検討してみて欲しいと思います。

多くの場合、逆子になったことで鍼灸施術があることを知る人が多いのですが、体のバランスを整えるのが鍼灸の真骨頂ですので、赤ちゃんを余裕を持って迎えてあげるための体づくりは、早めに行なうことをオススメします。

ちなみに、予定日に産まれる確立は20人に1人の6.3%だそうですので、予定日にこだわり過ぎる必要は無さそうです。

倉敷市の鍼灸院 ゆうとぴあ鍼灸整骨院
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